菊寿堂創業137年、和菓子の老舗

　久保三丁目にある「菊寿堂」は、伊藤博文が初代首相に就任した1885（明治18）年、大阪・北浜の「菊壽堂義信」からの暖簾分けで開業され、現在の社長さんで4代目になります。

　定番の商品である、佃芋を丁寧に擦って皮を作り上げる「上用饅頭（1個170円）」や「栗饅頭（1個160円）」、「最中（1個140円）」など、常時15種類程のラインナップが用意されています。

　また、季節ごとの商品もあり、秋のおすすめ商品は、地元（山波町）で採れたいちじくを使った「いちじく大福（1個160円）」、いちじくジャムとあんこを混ぜた餡を入れた「いちじく最中（1個150円）」です。販売期間は９月から11月中旬（いちじく最中は12月中旬）までです。

＜ネットでも買える「あんバターカステラ」＞
　昨年できたばかりの新商品が「あんバターカステラ（1個230円）」です。現在、金・土だけ製造・販売しています。地元企業との共同開発で、社長さん曰く「中にサンドするあんこの固さや温度管理、食べやすい形を試行錯誤しながら約10か月掛けて作りました」とのこと。こちらの商品はネットでも購入可です。

　詳しくは、https://onomichi-souvenir.stores.jp/（尾道の商品を集めたネットショップ「尾道スーベニア」）までアクセスください。

　全国菓子大博覧会で受賞歴があり、茶道のプロにも愛される名店です。伝統の味を是非ご賞味ください。
なお、商品によっては売り切れ等対応できない場合もありますので、事前にご連絡ください。