2013年の環境対策

尾道住吉会では、夜空も足元も綺麗な祭りを目指して、毎年分別ステーションの設置、ゴミ持ち帰りのお願いを実施しています。

尾道住吉会・環境対策の歴史(6年目)

2013年もゴミ対策を実施し定着しつつある感と、まだまだ不足している感とが混ざり合ったままではありますが、ゴミ対策事業を継続的に実施しました。

●分別ステーション5箇所の設置。

●市街地一帯にある自動販売機横のゴミ箱  【約90台】全てを一時的に撤去。

●ゴミ持ち帰り(ステーション持ち込み)袋の(燃えるは赤、その他は青)配布。

●ゴミの巡回回収も継続。

●露店や屋台の出店者方々へ過剰包装の自粛や、  自店ゴミの持ち帰り周辺清掃のお願い。

●分別ステーションを設置できないが、人の流入出の多い商店街入口付近にて、出張ゴミ回収の実施!さらに、その出張回収ポイントを東御所のジョンバーガー&カフェさん付近にも追加!!

本年の運営ボランティアは、総勢730名(前年630名)の皆様で祭当日のゴミ分別、翌日の早朝清掃を実施いたしました。

【2013年 実施結果】
花火ゴミ回収量 3.50t
(前年対比3.2%増)
再資源化量   1.11t
(前年対比7.5%減)

2013年ゴミ回収結果
内容 当日 翌日 資源化
可燃 1710kg 670kg  
ビン 85kg 75kg 160kg
カン 205kg 100kg 100kg
ペット 270kg 100kg 100kg
段ボール 0kg 190kg 190kg
容器包装 0kg 55kg 55kg
不燃 0kg 10kg  
スクラップ 0kg 30kg 30kg
合計 2270kg 1230kg 1110kg
2日間合計 3500kg 1110kg
※集計:尾道市クリーンセンター

2013年の記録写真

20130721_0654182013年は、翌日の早朝清掃に前年+50名の約730名もの参加をいただき、回収エリアをそれまでのエリアに加えて駅前出張班を確保!尾道商工会議所前集合班と駅前集合班にて点呼や説明を行い、実に10班構成+収集後分別班の11チームにてゴミの回収を行いました。

(※清掃前に挨拶をする部会長)

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自動販売機の横にある、ゴミ箱を撤去したにもかかわらず、そこにはゴミが・・・。もはや、ゴミ箱がないところにもゴミを捨てるという無法地帯がイタチごっこのように対策をしても対策をしても発生してしまいます。

 

 2013-07-20-2

 

 

 

 

 

 

市内、小中高校から多くの翌日清掃にご参加いただきました。学生の頃から祭りに参加し、自身が祭りを観覧に来るときには、この記憶がよみがえり、ゴミを捨てない大人になっていただければ嬉しいです。  

◎今年できれいな祭り事業は6年目を迎えました。

・5カ所の分別ステーションに加え、芙美子像前と東御所海岸通りの2ヶ所にて回収スポットを 開設し、ボランティアによる巡回パトロール回収を展開することにより、来場者のゴミの不法投棄抑止にも努めましたが、不法投棄の問題は依然課題となっております。(特に資源ゴミ回収箱が保管されている場所などへの不法投棄が目立つ)

・年々来場者のゴミに対する意識の向上や、露店事業者による清掃協力、翌日の学生を中心とした早朝清掃など、「きれいな祭り事業」は浸透していると思われますが、その反面、観覧場所にブルーシートを敷いたままゴミもそのままで帰るという悪質なケースも見られ、非常に残念に思われます。

・当日の回収スポット増設と翌日の早朝清掃エリアの拡大により、住吉会のごみの回収量は昨年より3.2%増加しましたが、可燃ゴミの回収量が増加したことにより、資源化率が今年はビン・カン類の回収量が減少したことも重なり若干低下した結果となりました。

・ボランティアの皆様や、観覧に来られた皆様のご協力により翌日にはきれいな尾道を取り戻せてはいますが、依然としてゴミ問題は多く存在しております。引き続き、分別や持ち帰りのご協力、特にブルーシートの放置はやめていただくようお願い申し上げます。

 

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