2014年の環境対策 | 公式・おのみち住吉花火まつり（尾道住吉花火祭り）

尾道住吉会では、夜空も足元も綺麗な祭りを目指して、毎年分別ステーションの設置、ゴミ持ち帰りのお願いを実施しています。

継続は力なり！ということで、２０１４年もゴミ対策を実施しました。終わりのないゴミとの戦いは、やはり来場者皆様の意識が変わることが重要です。また主催者としても、もっと多くＰＲすることが大事だと日々実感しております。

【２０１４年実施内容】

●分別ステーション５箇所の設置。

●市街地一帯にある自動販売機横のゴミ箱【約９０台】全てを一時的に撤去。

●ゴミ持ち帰り（ステーション持ち込み）袋の（燃えるは赤、その他は青）配布。

●ゴミの巡回回収も継続。

●露店や屋台の出店者方々へ過剰包装の自粛や、　自店ゴミの持ち帰り周辺清掃のお願い。

●分別ステーションを設置できないが、人の流入出の多い商店街入口付近・東御所・芙美子像周辺にて、出張ゴミ回収の実施！

●資源ごみ回収ボックスを町内会さんへ撤去を依頼し、便乗ゴミを封鎖！！

本年の運営ボランティアは、総勢５９０名（前年７３０名）の皆様で祭当日のゴミ分別、翌日の早朝清掃を実施いたしました。

【２０１４年　実施結果】
花火ゴミ回収量　２．９８ｔ
（前年対比１４．９％減）
再資源化量　　　０．９９ｔ
（前年対比１．５％増）

２０１４年は、花火実施日の関係か翌日清掃のボランティアさんが前年に対して少なくなりました。とはいえ、470名もの皆様にお集まりいただき、感謝を感じながら2013年より導入した尾道商工会議所集合、尾道駅前集合の２箇所体制に分かれて、ゴミ回収を開始しました！

（※翌日清掃の様子）

まだあるか！！
ここは、町内の資源ごみを回収する場所。ゴミ箱ではないのですが、ビンやカンを回収するボックスへ、住吉花火のゴミとしか考えられないゴミたちが・・・。いや、ちょっとここまで来ると常識では考えられない捨て方です。来年どうしましょ。。。

（※打上会場周辺の資源ごみ置き場）

花火当日は、当会スタッフも分別に追われておりまして、なかなか写真を撮る時間がないのですが、関係者の方からいただいた写真を掲載します。花火終了直後の駅前ステーションの様子ですが、これを見る限りでも非常に多くの皆様が押し寄せてくることが分かります。

（※ゴミ分別ステーション駅前）

◎2014年できれいな祭り事業は７年目を迎えました。

・ゴミ回収量が減少している要因の一つに、出店を出している組合が花火終了後に一斉に掃除してくださっているという現実があります。よって、実は路上に放置されているゴミの多くは当会の回収ではなく、出店されている方が回収していただいており、目に見える数値以上にゴミは存在するのです。

・本事業により、また出店業者により翌日には元通りの町を取り戻しておりますが、花火終了直後の路上が散かったゴミにより実に酷い状況というのは、昔ほどではないにしろ汚い状況です。

・本来目指すところとしては、終了後の時点でゴミがない状態です。そこに行きつくには、まだま時間が必要ですが継続は力なり！の精神でこれからも実施していきたいと思います。

・観覧に来られる皆様に於かれましては、分別や持ち帰りのご協力へご協力いただきますよう強くお願いをさせていただきます。