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〔生産額・売上額の総括〕

〜製造業では下振れ、非製造業では若干の改善を示す〜

◎平成16年 12月期の生産額・売上額(前年同期比)

全業種DI(良い−悪い)は、▲1.4と前回調査(7.3)より、8.7ポイント下降し、4期ぶりにマイナス値に転じ、改善の動きがやや停滞している。 参考として前回9月調査の広島県全体の全業種DI▲6.3と比較すると尾道市の生産額・売上額は良い水準である。

業種別では、製造業で、合成樹脂・ゴム製品で好転を示したが、他の業種で悪化を示したことにより、全体として、 製造業DIは、27.8と前回9月調査(52.3)と24.5ポイント下降した。 しかしながらプラス値圏内で推移しており、回復傾向であることが読みとれる。

非製造業では、運輸・サービス業で改善を示したが、他の業種で悪化を示した。 全体としては、非製造業DIは、1.4ポイント上昇し、▲11.1と前回調査(▲12.5)と若干ではあるが改善を示した。


平成16年12月期 −生産額・売上額DI−
(   )内は前回調査<平成16年9月期>の割合
  増加 不変 減少 DIポイント
全業種 20.8%(29.0%) 56.9%(49.3%) 22.2%(21.7%) ▲1.4(7.3)
製造業 38.9%(57.1%) 50.0%(38.1%) 11.1%( 4.8%)  27.8 (52.3)
非製造業 14.8%(16.7%) 59.3%(54.2%) 25.9%(29.2%) ▲11.1(▲12.5)




◎平成17年1月〜3月の先行き見通し

全業種DI(良い−悪い)は、▲11.1と前回9月の調査による16年10月〜12月の先行き見通し(8.5)より19.6ポイント下降し、マイナス値となった。

業種別では、製造業で、造船・同関連で改善の見通しを示したが、全体として製造業DIは5ポイント下降し16.7(前回調査21.7)、とやや悪化の見通しを示した。

非製造業では、非製造業では、全ての業種で悪化の見通しとなり、非製造DIは22.5ポイント下降し▲20.4(前回調査2.1)となった。


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