〔生産額・売上額の総括〕
〜引き続き製造業ではプラス圏で推移、 非製造業はマイナス値での推移を示す〜
【平成19年12月期の生産額・売上額】
全業種DI(良い−悪い)は、▲3.8と前回調査(6.0)より、9.8ポイント下降を示している。 参考ではあるが前回9月調査の広島県全体の全業種DI ▲10.4と比較すると、尾道商工会議所管内の 生産額・売上額DIは上回る水準である。
業種別では、製造業4業種のうち、食品で改善を示したものの、機械・金属製品、合成樹脂・ゴム製品造 船・同関連の3業種では悪化あるいは横ばいの結果を示したことにより、全体として、製造業DIは、12.5と前回9月調査(25.0)と12.5ポイント下降を示した。但し、製造業での業種格差はあるものの堅調な生産額・売上げ額であることが読みとれる。
非製造業では、運輸・サービス業でマイナス値ではあるが改善を示したが、他の消費財卸売、生産財・資本 財卸売業、小売業で悪化を示したことより、全体の非製造業DIは、▲10.8と前回調査(▲3.0)と7.8ポイントマイナスの幅を拡げた。
非製造業DIは、マイナス値での推移が続いている。
業種別では、製造業4業種のうち、食品で改善を示したものの、機械・金属製品、合成樹脂・ゴム製品造 船・同関連の3業種では悪化あるいは横ばいの結果を示したことにより、全体として、製造業DIは、12.5と前回9月調査(25.0)と12.5ポイント下降を示した。但し、製造業での業種格差はあるものの堅調な生産額・売上げ額であることが読みとれる。
非製造業では、運輸・サービス業でマイナス値ではあるが改善を示したが、他の消費財卸売、生産財・資本 財卸売業、小売業で悪化を示したことより、全体の非製造業DIは、▲10.8と前回調査(▲3.0)と7.8ポイントマイナスの幅を拡げた。
非製造業DIは、マイナス値での推移が続いている。
増加 | 不変 | 減少 | DIポイント | |
---|---|---|---|---|
全業種 | 22.6%(24.0%) | 50.9%(58.0%) | 26.4%(18.0%) | ▲3.8(▲6.0) |
製造業 | 31.3%(37.5%) | 50.0%(50.0%) | 18.8%(12.5%) | 12.5(25.0) |
非製造業 | 18.9%(17.6%) | 51.4%(61.8%) | 29.7%(20.6%) | ▲10.8(▲3.0) |
【平成20年1月~3月の先行き見通し】
全業種DI(良い−悪い)は、▲7.5と前回9月の調査による19年10月~12月の先行き見通し(1.9)より9.4ポイント下降を示した。生産額・売り上げ額の見通しに対して、慎重さが窺える結果となった。
業種別では、製造業4業種のうち、機械・金属製品で大幅に改善を示したが、他の食品、合成樹脂・ゴム製品、造船・同関連の3業種で前回調査より悪化を示し、全体として製造業DIは3.8ポイント下降し6.2(前回調査10.0)となった。しかし、プラス圏の推移が続き、生産額・売上げ額の見通しについて、明るさが窺える。
非製造業では、消費財卸売、小売業で大幅な悪化の見通しを示したことにより、非製造業DIは10.5ポイント下降し▲13.5(前回調査▲3.0)とマイナス幅を拡げた。製造業DIと比較すると、依然として厳しさが窺える。
非製造DIは10.5ポイント下降し▲13.5(前回調査▲3.0)とマイナス幅を拡げた。
業種別では、製造業4業種のうち、機械・金属製品で大幅に改善を示したが、他の食品、合成樹脂・ゴム製品、造船・同関連の3業種で前回調査より悪化を示し、全体として製造業DIは3.8ポイント下降し6.2(前回調査10.0)となった。しかし、プラス圏の推移が続き、生産額・売上げ額の見通しについて、明るさが窺える。
非製造業では、消費財卸売、小売業で大幅な悪化の見通しを示したことにより、非製造業DIは10.5ポイント下降し▲13.5(前回調査▲3.0)とマイナス幅を拡げた。製造業DIと比較すると、依然として厳しさが窺える。
非製造DIは10.5ポイント下降し▲13.5(前回調査▲3.0)とマイナス幅を拡げた。
受注額の総括
〜引き続き公共工事の厳しさが窺える〜製造業は、全体として依然好調を保っている。非製造業の建設業のうち、官公庁工事の受注額・見通し共にイナス幅が大きく、厳しさが窺える。