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〔生産額・売上額の総括〕

〜製造業では大幅に改善、非製造業では横ばいを示す〜

◎ 平成17年12月期の生産額・売上額(前年同期比)

  全業種DI(良い−悪い)は、4.0と前回調査(▲11.3)より、15.3ポイント上昇を示している。 参考として前回9月調査の広島県全体の全業種DI▲5.7と比較しても尾道市の生産額・売上額は高い水準である。

  業種別では、製造業で、食品、機械・金属製品、合成樹脂・ゴム製品、造船・同関連の4業種全てで改善を示したことにより、 全体として、製造業DIは、42.9と前回9月調査(▲12.5)と55.4ポイントと大幅に改善した。 全体として引き続き堅調な生産額・売上げ額であることが読みとれる。

  非製造業では、消費財卸売業、運輸・サービス業の2業種で改善を示したが、生産財・資本財卸売業で悪化を示し、 全体の非製造業DIは、▲10.8と前回調査(▲10.8)と横ばいでの推移となった。



平成17年 12月期 −生産額・売上額DI−
(   )内は前回調査<平成17年 9月期>の割合
  増加 不変 減少 DIポイント
全業種 21.6%(18.9%) 60.8%(50.9%) 17.6%(30.2%) 4.0(▲11.3)
製造業 42.9%(25.0%) 57.1%(37.5%) 0.0%( 37.5%) 42.9 (▲12.5)
非製造業 13.5%(16.2%) 62.2%(56.8%) 24.3%(27.0%) ▲10.8(▲10.8)




◎ 平成18年1月〜3月の先行き見通し

  全業種DI(良い−悪い)は、0.0と前回9月の調査による17年10月〜12月の先行き見通し(17.0)より17.0ポイント下降し、 改善には至らず、全体でみると見通しに対しては慎重さが読みとれる。

 業種別では、製造業で、機械・金属製品、合成樹脂・ゴム製品、造船・同関連の3業種で改善の見通しを示し、 全体として製造業DIは3.6ポイント上昇し28.6(前回調査25.0)となり、生産額・売上げ額の確保の見通しについても明るさが窺える。

 非製造業では、全ての業種で悪化の見通しとなり、非製造DIは24.3ポイント下降し▲10.8(前回調査13.5)となった。

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