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〔生産額・売上額の総括〕

製造業ではプラス値ではあるが、若干の下振れ・非製造業では改善を示す〜

◎ 平成17年 6月期の生産額・売上額(前年同期比)

  全業種DI(良い−悪い)は、3.3と前回調査(▲10.7)より、14ポイント上昇を示している。 参考として前回3月調査の広島県全体の全業種DI▲7.6と比較すると尾道市の生産額・売上額は高い水準である。

 業種別では、製造業で、食品、機械・金属製品、造船・同関連の3業種で改善を示したが、合成樹脂・ ゴム製品で悪化を示したことにより、 全体として、製造業DIは、14.3と前回3月調査(17.7)と3.4ポイント下降した。 しかしながらプラス値圏内で推移しており、全体として引き続き堅調な生産 であることが読みとれる。

 非製造業では、運輸・サービス業で悪化を示したが、消費財卸売、小売の2業種で改善を示した。 全体としては、非製造業DIは、18.3ポイント上昇し、▲2.5と前回調査(▲20.8)と改善を示した。



平成17年 6月期 −生産額・売上額DI−
(   )内は前回調査<平成17年 3月期>の割合
  増加 不変 減少 DIポイント
全業種 21.3%(18.5%) 60.7%(52.3%) 18.0%(29.2%) 3.3(▲10.7)
製造業 33.3%(35.3%) 47.6%(47.1%) 19.0%(17.6%) 14.3 (17.7)
非製造業 15.0%(12.5%) 67.5%(54.2%) 17.5%(33.3%) ▲ 2.5(▲20.8)




◎ 平成17年7月〜9月の先行き見通し

  全業種DI(良い−悪い)は、3.3と前回3月の調査による17年4月~6月の先行き見通し(1.6)より1.7ポイント上昇し、プラス圏内で推移している。

  業種別では、製造業で、食品で改善の見通しを示したが、他の業種で悪化を示し、全体として製造業DIは43.7ポイント下降し0.0(前回調査43.7)、と先行きに対しては慎重さが窺える。

  非製造業では、全ての業種で改善の見通しとなり、非製造DIは17.5ポイント上昇し5.0(前回調査▲12.5)となった。

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