歴史(一説)
- 元文5年(1740年、江戸中期 8代将軍 徳川吉宗)
尾道の町奉行に平山角左衛門尚往翁が着任 - 寛保元年(1741年)
平山角左衛門が住吉浜を建造、尾道浄土寺境内にあった住吉神社を住吉浜に移して港の守護神とした。
~その後、平山奉行の功績を称えるためと、商売繁盛・海上交通の安全を願って
住吉浜の海産物問屋の旦那衆が「住吉花火まつり」を始めたといわれている~
住吉浜の海産物問屋の旦那衆が「住吉花火まつり」を始めたといわれている~
- 昭和28年(1953年)7月「尾道浜問屋協同組合設立」
- 昭和54年(1979年)6月に「尾道住吉会」を設立し「尾道浜問屋協同組合」から「おのみち住吉花火まつり」を引き継ぐ。
「尾道住吉会」の事務局は「尾道商工会議所」内に設置された。
祭典(神事)の様子
【住吉神社を正面から見た様子】 【神社において祭典施行】
提灯船の意味
●尾道住吉会では、住吉花火当日に「山型(やまがた)」
「鳥居(とりい)」「御弊(ごへい)」の提灯船3隻に加え、
「火船(ひぶね)」 「御座船(ござぶね」が渡御(とぎょう)
しております。
●提灯船の意味については、「山型」というぐらいですから、
山を模しています。「鳥居」はその名の通り神社にある鳥居を
模してます。「御幣」は、神社でお祓いを受ける時に、
宮司さんが持っている採物(とりもの)の名前と同じです。本来は神様をお招きるための物です。
●それを纏めると、人々が山に登って、鳥居をくぐり、神社で神様をお招きする事を指し、火に守られた
御神体がその奥に控えている況を表します。
●おのみち住吉花火まつりは、正式名称を「住吉神社例大祭」といいます。今は、花火が主役となって
いますが、花火は住吉神社に捧げるのであり、本来は脇役なのです。
それを表しているのが花火打上台船の設置方向です。打ち上げ台船は住吉神社に向かってほぼ垂直に
設置されており、花火を神社に一番良く見ていただこうという意味から来る事であります。
●これらから分かるように、「おのみち住吉花火まつり」は古くから伝わる神事なのです。
提灯船が渡御している時には、神様にお祈りする時間として見てみていただければと思います。
尾道住吉会にて施行内容
● 昭和54年10月 尾道住吉会 総会開催
● 昭和58年 7月 尾道市新浜沖にて開催
● 昭和59年 7月 〃
● 平成10年 3月 地鎮祭・御霊遷し(住吉神社)
● 平成10年 7月 正遷宮祭(艮神社・住吉神社) 住吉神社平成大改修
● 〃 竣工祭 (住吉神社)
● 平成11年 7月 『瀬戸内しまなみ海道』開通記念 文字仕掛け花火 採用
● 平成13年 2月 住吉神社平成大改修完成記念植樹祭
● 平成18年 7月 文字仕掛け花火 採用
● 平成19年 7月 音楽花火 採用 『威風堂々』
● 平成20年 7月 〃 『time to say goodbye』
『きれいな祭り事業』立ち上げ
『きれいな祭り事業』立ち上げ
● 平成21年 8月 〃 『ボレロ』
『瀬戸内しまなみ海道』開通10周年
● 平成22年 8月 音楽花火 採用 『運命』ベートーベン作曲
● 平成23年 7月 東日本大震災 追悼花火打上
音楽花火 採用 『ジュピター』ホルスト作曲
音楽花火 採用 『ジュピター』ホルスト作曲
● 平成24年 7月 「海フェスタ尾道」開催「尾道商工会議所創立120周年」記念事業として
音楽花火初の2曲採用
音楽花火初の2曲採用
第2幕『ピアノ協奏曲第1番 変ロ単調 第一楽章より』
チャイコフスキー作曲
チャイコフスキー作曲
第4幕『運命の女神』オルフ作曲
● 平成25年 7月 音楽花火 『ラデツキー行進曲』ヨハン・シュトラウス1世作曲
● 平成26年 7月 「しまのわ2014開催」記念 音楽花火2曲採用
音楽花火 『トレアドール』ビゼー作曲(第2幕)
音楽花火 交響曲第9番ホ短調『新世界より』ドヴォルザーク作曲(第4幕)
● 平成27年 7月 「日本遺産認定記念」「中国やまなみ街道開通記念」 音楽花火2曲
音楽花火 『日本遺産認定』『中国やまなみ街道全線開通』記念音楽花火
(第2幕)
● 平成27年 7月 「日本遺産認定記念」「中国やまなみ街道開通記念」 音楽花火2曲
音楽花火 『日本遺産認定』『中国やまなみ街道全線開通』記念音楽花火
(第2幕)
音楽花火 『ウィリアム・テル序曲』ロッシーニ作曲(第4幕)
● 平成28年 7月 音楽花火2曲
● 平成29年 7月 音楽花火2曲
● 平成30年 7月 西日本豪雨災害 追悼花火打上・尾道市制施行120周年記念音楽花火
● 令和 元年 7月 尾道港開港850年記念音楽花火
● 令和 2年~4年 新型コロナウイルス感染拡大により中止
● 令和 5年 7月 コロナ禍を経て4年ぶりに復活を果たす!
花火応援席(有料観覧席)を初導入。